イカダで遊ぼう引地川 平成１６年１２月１２日（日） 引地川河口・鵠沼橋（藤沢市） 主催： 川と海の環境を守る会（藤沢市） 協力： 各流域・環境団体・ボランティア （報告：五味事務局） 「イカダで遊ぼう引地川」は川と海の環境を守る会主催で毎年開催され、手作りのイカダを引地川に浮かべ、イカダで引地川を下るという、ユーモアのあるイベントを行っています。 このイベントに五味事務局が一日参加してきました。 今年はイカダによるかわくだりはもちろん、バームクーヘン作りやイカダライブなど、楽しいイベントで一日楽しめました。−◇−◇−◇−「川と海の環境を守る会」（通称：かわうみ）は、「もっと川に目を向けるきっかけに」をコンセプトとして１６年前、初代会長・高梨秀雄さん（故人）で結成、引地川の実態調査から始まり、子どもたちに「川のおもしろさ」を伝える様々なイベントを年間を通し活発に活動されている会です。 当日のチラシ 画像形式で拡大(gif形式)35KB Acrobat Reader形式で拡大(pdf形式) あいにくの雨でしたが、イカダの組み立てが始まりました サーフボードの上に木枠を乗せ、自転車のチューブでボードと固定します すべて廃材利用です 川と海の環境を守る会、岩片さんが冷たい海に浸かりながら投網を投げています 来場者に魚を見てもらう予定でしたが、残念ながらフグの稚魚しか捕まらず バームクーヘン作り 竹をよく焼き、この上に生地を塗り重ねていきます 竹は上流「泉の森」で切り出したものです 明翫会長による進水式（笑） ケースの椅子は今回から取り付けられたそうです サンタ＆トナカイの格好をしてイカダ乗り込みます 第一便出航！ 悪天候のため、乗客はまばら バームクーヘン作りがスタート 生地を少しづつ塗って、竹をぐるぐる回します 早くも客待ち？ 開店休業中（笑） いい色に焼き上がってきました この上にさらに数度生地を塗ります 本日のメインイベント？！ 中越地震復興支援チャリティコンサート 「がんばろって小千谷！！」 昨年に引き続き、今年も「ＳＷＡＭＰＳ」のボーカル、はっとさんが今年は友人を誘って参加してくれました。イェィ 揺れるイカダの上からライブするんですよ（笑）酔わないのかなぁ〜 横から見るとこんな感じ 観客は左手の岸壁にいます いろいろ歌って頂きました 江ノ島を見ながらの「涙そうそう」、じんわりときましたね。 募金箱には多くの募金が集まりました 何度も塗り重ね、いよいよバウムクーヘンのできあがりです 竹から取り出したところ 意外にちゃんと出来るんです ナイフで切ると、こ〜んな感じ 厚さ約３センチの立派なバウムクーヘンのできあがり 早速みんなで頂きました。味も文句なく美味しい！ 途中で雨も上がり、バウムクーヘンも食べたところでイカダ営業開始（笑） 急に乗船客が増えた？？ ついに私も乗船しました！ 岸壁から見送る人たち（笑） イカダの上から江ノ島を撮影 思いっきりナナメ(^^; 無事今年の運行完了！ お疲れ様でした 最後は参加者みんなで海岸のゴミ拾いを行いました 少しの時間でも多くのゴミが回収されました 殆どが川から流れてくるのだそうです 最後の挨拶 川と海の環境を守る会、岩片さん その他湘南工科大の学生さんたちも協力して頂きました 皆さんお疲れ様でした あっという間にイカダが分解されていきます 次回まできちんと保管されるそうです 「イカダで遊ぼう引地川」に参加して 今日は朝から冷たい１２月の雨が降っていて、「ああ今日は中止かな」と思い、かわうみ明翫氏の携帯に連絡。「中止ですよ」と言われると思ったら「もう、みんな集まって始めていますよ。」との声、 あわてて車に乗り込み、一路江ノ島へ。シーズン外れと言うこともあり道も空いていて、海岸にも人はまばら。（雨降っていましたしね） すでに多くのスタッフが集まり、準備作業を進めていました。私も早速準備の手伝い（というか殆どしなかったです） あいにくの天気で、お客さんもまばら。でも人が大勢集まると、まわりから「何やっているのかなぁ」と遠巻きに見ている人も多かったです。 いかだ下り、バウムクーヘン作り、イカダライブと様々なイベントを楽しむうちに、雨が止んで、夕方には少し晴れ間が出てきました。 こうやって引地川流域の各団体が集まっていろいろ行うのは交流の意味での良い機会だったと思います。 なお、チャリティイカダライブ（がんばろって小千谷）で集められました募金につきましては後日、川と海の環境さんが地元小千谷市へ「見舞金」として寄付させて頂きました。 主催された「川と海の環境を守る会」スタッフ皆様を始め、各流域団体の皆様、参加者のみなさん、、大変お疲れ様でした。 有り難うございました。 （おわり）