〜川は人をつなぎ、人は川をつなぐ〜

平成16年7月18日(土)
若宮橋〜ふれあい広場
主催:引地川かわくだり実行委員会
後援:大和市/神奈川県/相模原土木事務所
協力:柳と遊ぼう引地川/引地川水とみどりの会/引地川沿いを美しくする会/引地川・下福田子どもの水辺協議会/川と海の環境を守る会


(報告:五味事務局)
今年は例年よりも早くに梅雨が明け、ついに「第15回引地川かわくだり」の開催となりました。
「引地川かわくだり」は引地川かわくだり実行委員会の主催で1990年より行っており、今年は15年目の節目に当たります。
昨年は残念ながら長雨の影響で中止となり、今年こそは!と皆の思いが伝わったのか、朝から夏の日差しがまぶしいくらいです。
このイベントに荒井代表、五味事務局が一日参加してきました。
−◇−◇−◇−
「引地川かわくだり」は「引地川かわくだり実行委員会」(飯塚栄子実行委員長)が毎年この時期に行われるもので、実際には下流から上流に向かって川の中を歩いて(川のぼりをして)ゴミを拾ったり、生物観察をするところに目的があります。
チラシ
当日のチラシ
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Aチーム
若宮橋9:30〜11:45八幡橋(約1.4km)
参加人数:約70名
引地川かわくだり
大和駅から電車で高座渋谷駅へ。
ここから集合場所の「若宮橋」に徒歩で向かう。


引地川かわくだり
参加者名簿に書き込み

引地川かわくだり
出発前のひととき
座っている私の隣は土屋大和市長
右側の女性は伊知地市議会議員


引地川かわくだり
荒井代表(横顔ですみません)
後ろは相模原土木事務所の職員さんたち
行政や市議の方も大勢参加されました

引地川かわくだり
Aチーム、八幡橋を目指してスタート!
総勢70名位でしょうか。
マスコミも取材に来ていました。


引地川かわくだり
若宮取水場の取水口です
目の前で見ると結構大きいです
ここから下流の耕作地に農業用水を送っています

引地川かわくだり
丸い取水口の横から水を取り込む仕組みです。
堰がない分、魚類の遡上にも良いようです


引地川かわくだり
実は水深の深いところがあって歩けない場所があるんですね
そのときは、横の点検口から上がって川沿いを歩きます

引地川かわくだり
荒井代表のゴミ拾い姿
ゴミ拾いは任せとけ!


引地川かわくだり
千本桜・代辻橋付近
市長にポーズを取ってもらい、
笑顔の一枚

引地川かわくだり
出発から2時間あまり、Aチームゴール地点の八幡橋に到着
ここで市長よりの挨拶


引地川かわくだり
市長は所用のためここまで
飯塚実行委員長より参加証授与

昼休み休憩
私と荒井代表は、近くのコンビニへ。
カップラーメンとおにぎり、冷たい飲み物で一服
よっしゃー、午後もがんばるぞいっと。
Bチーム
御嶽(おんたけ)橋12:30〜15:30ふれあい広場(約3.1km)
参加人数:約30名
引地川かわくだり
Bチームは御嶽橋からスタート
暑さのせいか、やや疲れが?


引地川かわくだり
ここからの参加者も結構いましたが、リタイヤ続出?Bチームは総勢30名ほどでした

引地川かわくだり
環境管理センター南側付近
川幅も狭くなり、草木も茂っていてだんだん上流らしくなってきました


引地川かわくだり
草柳地区まできました
いつもわたくしたちが活動しているところです

引地川かわくだり
途中護岸工事のため立ち入れず、草柳2号橋より川の中へ


引地川かわくだり
水面に張り出す草類
この下にいろいろな生き物が住んでいたりします
この先から「草柳寿草会」の有志と合流しました
暑い中お疲れ様でした

ゴール地点(ふれあい広場)
川あそびチームと合流
引地川かわくだり
15時過ぎ、Bチームゴール地点のふれあい広場に到着
上流では参加できない子どもたちが「川あそび」をして待っていました。
左側の男性は「川と海の環境を守る会」岩片さんです
いろいろご苦労様でした


引地川かわくだり
ふれあい広場で投網をして魚を捕まえました。
観察後は川に帰っていきました

引地川かわくだり
コイ・ギンブナ・タモロコ・モツゴ(クチボソ)・タモロコ・アブラハヤ・オイカワ・メダカ・ドジョウ・ヨシノボリ・キンギョ...
多くの種類の魚が引地川には住んでいるのです


引地川かわくだり
水質検査も同時に行われました
去年よりデータ値が悪化?

引地川かわくだり
最後の挨拶をする飯塚実行委員長


引地川かわくだり
団体・行政・子どもたちをはじめ多くの方が参加されました

引地川かわくだり
おっと忘れていました
魚類のほかにヌカエビ、アメリカザリガニなどもいっぱいいましたよ


引地川かわくだり
左は「柳とあそぼう引地川」明翫(みょうがん)さん
実は私と昔からの付き合いであります

引地川かわくだり
最後のお見苦しい一枚(笑)
荒井代表・五味事務局


引地川かわくだり
右側がかわくだり参加の証「参加証」
左はフルコース走破の証「引地川マイスター認定書」


「引地川かわくだり」に参加して
15回目ということで、今回は若宮橋〜ふれあい広場までを丸ごと「かわくだり」をするという、とてもスケールの大きなイベントでした。
それだけに、勢い込んで若宮橋をスタートしたものの、ふれあい広場に到着する頃は暑さと思うように歩けない水の中での歩行で、ヘトヘト。
でもそれだけにゴールの「着いたぁ!」という感動は何とも言えない心地よいものでした。幸いふれあい広場から自宅まで近いので余力で帰ることができましたが、遠方の方はお疲れだったと思います。

さて、川を歩いてみた感想ですが、たった5kmの川の流れでも、それぞれ様子が違うことが判ります。川底も、柔らかい砂地のところがあったり、大きい石がごろごろして歩きにくかったり、泥濘質や小さい砂利が多いところ、本当に様々です。
水温も、暖かいところもあれば、川底から冷たい水がふんだんに湧き出ているところもあって、非常に興味深かったです。

ゴミの方ですが、各流域団体の方が定期的に清掃しているせいか、ゴミだらけという感じは全然無く、とても綺麗な川でした。ただ、古タイヤや電化製品、車のナンバープレート等が投げ込まれていました。
ゴミの回収は大和市環境部の方がトラックで回収してくださいました。

最後に、主催された「引地川かわくだり実行委員会」スタッフ皆様を始め、各流域団体の皆様、水遊び広場をイベントされたスタッフの皆様、県・市行政機関の職員の皆様、大変お疲れ様でした。
何もお手伝いできなくて申し訳ございませんでした。皆様の今回のふれ合いを大切に、これからも活動して参りますのでよろしくお願い申し上げます。
有り難うございました。
(おわり)